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【循環器科】どこでも活躍できる看護師になるならこの科目!転職に備え看護師の業務内容を知ろう!

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こんにちは。元看護師転職サポートキャリアパートナーの黛聡志(まゆずみ さとし)です。
様々な診療科目がある中で、循環器科は非常に人気な科目の一つで医療業界の花形と言える科目ではないでしょうか?

他の科目に比べ、急変が多い為忙しさはありますが、裏を返せば急変に強い看護師へと成長ができますし、最新の検査や治療に携われるのもあなたの看護師人生に大きな影響を与え、どの環境でも活躍できる実力者へと成長できることでしょう

今日は循環器科の特徴やメリット・デメリットについてお伝えしていきたいと思います。

目次

■循環器科の特徴とは?

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心臓や冠動脈、大動脈、その他の血管などの「循環器」に関わる部分で、主な疾患は狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患、高血圧、動脈硬化、心不全、不整脈などがあります。循環器科では外科的手術は扱いませんが、投薬治療のほか、カテーテルを用いての心臓カテーテル検査や冠動脈形成術などは循環器科が行います。
循環器科の疾患や患者さんの特徴として、慢性疾患が多いことと命に直結する病気が多いことが挙げられます。
高血圧や動脈硬化は生活習慣病の代表的な疾患です。生活習慣病は突然発症するものではなく、日常の生活習慣の積み重ねなどで、徐々に進行していく病気です。

心筋梗塞は突然発症しますが、発症の原因は動脈硬化など生活習慣病であることがほとんどですので、長年上手に付き合っていく必要がある疾患を扱う診療科と言えます。循環器科は慢性疾患が多いのに、その疾患が命に直結することもあるという2つの側面を持った診療科となります。

■循環器科の看護師さんの業務内容は?

循環器科特有の業務として、心臓カテーテル治療の準備や、カテ出し(カテ室への送り出し)があります。心臓カテーテル治療は、大腿静脈などからカテーテルを心臓まで通すものですが、心機能の評価だけでなく冠動脈形成術など虚血性心疾患の治療でも用いられます。

また、カテ後の心電図モニタリングも循環器科で働く上で必要なスキルです。

■循環器科における看護師さんの役割は?

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特に重要なのは、異常の早期発見生活指導です。

①異常の早期発見
「心電図の波形がいつもとちょっと違う」、「患者さんの汗の量がいつもより多い」などちょっとしたことを見逃さず、それを急変や病気の増悪と結び付けて考えられるか否かが、患者さんの生命の左右することになります。

②生活指導
循環器科の疾患は生活習慣病が原因となっているものが多いので、日頃の生活習慣を改善する必要があります。心筋梗塞で入院し、一命を取り留めた人が、入院中は規則正しい健康的な生活を送っていても、退院し自宅に帰ったら、また元の不健康な生活習慣に戻ってしまい、病状が悪化して、再度入院してくることも珍しくありません。

そのようなことがないように、循環器科の看護師は、入院中からその人のライフスタイルに合わせ、無理のない実現可能な生活習慣の改善方法を提案し、指導していく必要があります。

■循環器科が向いている人は?必要なスキルは?

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▼体力があること・学習意欲があること
専門性の高い知識やスキルが必要とされることが多いので、勉強会や研修なども頻繁に実施されます。体力なしには看護業務と勉強会の双方を乗り越えることはできません。自ら積極的に学び取る向学心も必要です。

■循環器科のメリット・デメリットは?

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では循環器科のメリットやデメリットはどんなものがあるのでしょうか?

〇メリット

▼急変対応に強くなる
急変˿スクが高い患者さんが多いため、急変対応は必須です。循環器科看護師はBLSやACLSの資格を持つ方も多いです。


▼幅広い知識や処置を勉強できる
心臓や血管に関する医療は、常に最先端技術が用いられます。また心電図や心エコーなどの循環器科特有の医療機器の扱い方だけではなく、循環器科で使用する専門用語や略語などについても知識を深めることができます。
また循環器科では急性期の患者だけではなく、心不全の患者も多く入院しているため、ポート挿入や胃管チューブ、IVH挿入や時間毎の点滴、尿留置バルーン挿入など、様々な処置を経験できます。

▼コミュニケーションスキル
└対スタッフ:少しの見逃しや方針の誤りがあっても、一気に重篤化する恐れがある患者ばかりの循環器科で、医療スタッフ同士の連携は非常に重要です。情報をチームスタッフ全員と共有するため的確なコミュニケーション交わすスキルが身につきます。
└対患者:循環器内科での治療において、多くの患者にとって大きな苦痛となるのが「水分制限」です。こうした時、水分制限に対していかに患者に納得してもらえるような説明および対応をするかが、循環器内科の看護師として腕の見せ所であるとともに、多彩なコミュニケーション術を学ぶ機会となります。


▼転職時の幅が広がる
循環器で働く事によって、急変対応や術後の重症患者の対応ができるようになるため、他の科に配属になったとしても循環器で身に付けた専門知識は非常に自信につながる&歓迎されます。

〇デメリット

▼急変や急患対応が多く、常に緊張感のある職場
死に直結する疾患であるためミスが許されない環境です。循環器疾患患者は、心機能の異常や不整脈の既往などから突然死や急変リスクが他疾患の患者より高いため、院内心停止や致死性不整脈をはじめとする急変に遭遇する機会が多いと言えます。

▼とても忙しいので体力が必要・残業もある
その日にカテーテル治療があったり、予約入院ではなく外来からの即日入院の患者を受け持つことになったりするとかなりバタバタとします。加えて急変対応もあるため、内科系病棟の中でも屈指の忙しさです。

▼心電図管理に追われる
心電図は常に監視しなくてはいけないという緊張感とともに、アラームを解除するために、作業を一時中断しその都度モニターの側へ行かなくてはいけないというひと手間があることも加わって、負担はかなり大きくなります。

▼手技が必要
他の科と比較しても採血検査が多く、また投薬治療が主になるためルート取りをする機会も多いため、採血とルート取りのスキルは必須です。また、循環器内科は血管が細い患者さんが多い為、高度な採血スキルも必要です。

▼他の診療科に比べて扱う医療機器類が多い
心電図、輸液ポンプなどは日常的に扱います。

■最後に・・・

いかがでしたでしょうか?
循環器科の看護師の一番の魅力は、「どこでも活躍できるスキルが身につく」事ではないでしょうか?

デメリットの所でも記載した通り、非常に忙しく、勉強しなければいけない事も多いですが、その分だけ自分の経験として返ってきます。そこで積んだ経験はあなたの看護師人生をより充実したものへと変えてくれるでしょう。

もし循環器科でチャレンジしてみたいと興味を持たれた方は人材紹介会社などに「循環器科分野に強みを持った病院」はお近くにどんなところがあるのかを聞いてみてもよいかもしれませんね。

最後におススメの人材紹介会社を記載しますので、少しでも参考になりましたら幸いです。

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この記事を書いた人

【看護師転職サイト元社員】
看護師転職サイトにて計6年の経験 | 東京都&神奈川エリアにて管理職も経験 | 職業紹介責任者講習受講済み | 看護師紹介実績は累計400人以上 | 転職相談対応件数は3,000人以上 | 現在は当サイト・instagram(フォロワー1,300人以上)を通し看護師の有益情報を公開しています。

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