高校生にして車椅子テニス世界ランキング1位に上り詰めた小田凱人さん。
骨肉腫を9歳で患い、そこから車椅子テニスを始め10年も経たずして世界一となった彼はどんな哲学を持ち、そこまで上り詰めたのでしょうか?
今回はそんな小田凱人さんの名言から心に響く名言を17個厳選しました。
名言を見ているだけでも小田凱人さんの強靭的なメンタルが感じられるので、是非最後まで読んでください。
小田凱人(ときと)の名言17選
では早速小田凱人さんの名言を 17個ピックアップしていきます。
是非ご自身の心に響く名言を探してみてください。
名言1:『勝つべき人は僕』
国枝選手が引退してから初めての大会ということで、勝つべき人は僕だって気持ちで試合をしていた。
引用:インタビュー内容から抜粋
絶対王者の国枝さん引退後の初めての大会で語ったコメント。
17歳でこの気持ちの強さはどうやって身に付くのでしょうか?…
名言2:『乗り越えたというより、あくまで分岐点』
病気を乗り越えたという感情とは少し違う。乗り越えるべき壁ではなかったし、くじけなかったし、闘うものでもなかった。それをプラスにして、障害がないとできないスポーツ、限られた人しかできないスポーツなので、それがあって車いすテニスができているし、今の注目度がある。乗り越えたというより、あくまでも人生の分岐点だった。
引用:インタビュー内容から抜粋
9歳で骨肉腫を発症し、17歳でこのコメントを言える。。。
尊敬しかできません。
名言3:『車椅子テニスっぽくないテニスを目指してる』
僕は良い意味で『車いすっぽくないテニス』を目指していて、車いすでもボレーに出たり、ドロップショットを打ったり、サーブアンドボレーをしたりっていうのを目指していますし、一般のテニスに近いものを車いすで再現できるプレーヤーになりたいと思っています。
引用:インタビュー内容から抜粋
車椅子テニスの常識にとらわれない考えを持ち合わせているからこそ、ずば抜けた実績を残せたんですね!
名言4:『何をするかより、どうするか』
何をするかより、どうするか。
引用:インタビュー内容から抜粋
何を目指すかより、どう目指すか
結果より過程。
ちなみにこの名言の時の小田凱人さんの年齢は16歳です…
マインドが完成され過ぎてますね。
名言5:『嫌いな事でも頑張れると思える事が好きな事』
好きな事とは、これをずっとやっていたいと思う事ではなくその為なら嫌いな事でも頑張れると思える事が好きな事。だと思う。
引用:インタビュー内容から抜粋
好きな事でも真剣にやっていたら挫折や嫌なことも沢山あります。
その中でも頑張れる事が本当に好きな事なんですね。
名言6:『相手が僕より強かった。実力不足』
自分が出せることをすべて出したが、相手が僕より強かった。実力不足。
引用:インタビュー内容から抜粋
全豪の決勝で負けた時のコメントですが、もうすでに自身の課題に目を向けている感じが本当に凄いと思います。
名言7:『もっと大きいスポーツにしていく』
これをきっかけに、車いすテニスを応援してほしい。僕がもっともっと車いすテニスを盛り上げて、もっと大きいスポーツにしていく。
引用:インタビュー内容から抜粋
10代でもうすでに車椅子テニスというスポーツを背負っているのですね。心から応援しております。
名言8:『世界のトップ選手を尊敬をしている』
世界のトップ選手を尊敬しているし、学ぶことがある。でもライバルであり、いち選手と見ている。
引用:インタビュー内容から抜粋
尊敬はするが、憧れなどではなく、いちライバルとしてみる気持ち。
野球の大谷選手も同様のことを仰っていましたね。
名言9:『僕が別の歴史を作りたい』
彼が引退した今、僕が別の歴史を作りたい。少しプレッシャーを感じるが、それを楽しみたい。
引用:インタビュー内容から抜粋
絶対王者国枝さん引退後に語った内容です。プレッシャーを力に変えられるメンタリティに脱帽です。
名言11:『驚いてもらえるようなプレーはするつもりでいる』
見てもらえれば、驚いてもらえるようなプレーはするつもりでいる。
引用:インタビュー内容から抜粋
観客の期待を上回るプレーを常に意識しているからこその圧倒的な実力が身につくのですね!
名言11:『そんなに悪いことじゃないよっていうのは自分のプレーで伝えたい』
骨肉腫にかかった、特に少年少女には、そんなに悪いことじゃないよっていうのは自分のプレーでも伝えたいし、発言でも伝えていきたい。何か一つ頑張ることができれば変わると思う。そこはぜひ、自分の活躍、活動だったり、今回のグランドスラム優勝を見てもらって、(悪いことじゃないと)とらえてほしい。
引用:インタビュー内容から抜粋
骨肉腫を発症された方々皆さんに見て欲しいコメントですね。
本当に人々に勇気を与える方だと思います。
名言12:『すごいラッキーだったな』
約1年治療して、血液検査しても、『死ぬんじゃないか』っていうくらいの数値が出たこともあった。誰も経験したことないような経験。すごいラッキーだったな。
引用:インタビュー内容から抜粋
発症したのが9歳だったようですが、圧倒的ポジティブすぎて凄すぎます…
名言13:『選ばれたつもりで、胸を張って』
自分の病気も珍しくて、何万人に1人。選ばれたつもりで、胸を張って。
引用:インタビュー内容から抜粋
何があってもポジティブに変換できる小田凱人さんの性格。
仮に車椅子テニスの世界に入っていなくても、違う分野でも活躍されていたんだろうなと思います。
名言14:『うまくいかないのが、僕の中で普通』
うまくいくわけがない。うまくいかないのが、僕の中で普通。そこでくじけたりっていうのは全くない。
引用:インタビュー内容から抜粋
病気発症後、必死のリハビリでラケットを振れるようになったものの、がんが肺に転移した際にこう思ったそうです。私も人の親ですが、仮に病気の息子がこんな事言ったら涙が止まらないです…
名言15:『目標や夢は常に口に出さないと寄ってこない』
結果を出すことは選手として求められる部分なので、今回はしっかりと達成できた。目標や夢は常に口に出さないと寄ってこない。言ったからにはやらないといけない。
引用:インタビュー内容から抜粋
高い目標を口に出し、自分にプレッシャーをかけ、それに向けて圧倒的な努力をし有言実行する。最高にかっこいいですね!
名言16:『理想のヒーロー像に』
10代の人たちに一番僕のプレーを見てほしいし、何か伝えられるものがあると思うので、そういった意味でやっぱり子どもたちには絶対見てほしい。より勝ちたい気持ちがいつも以上にあるので、それを本当に達成できれば、かなり理想のヒーロー像に近くなるんじゃないか。
引用:インタビュー内容から抜粋
小田凱人さんのインタビューの中に時々『子供達に…』という言葉が出てきますが、ご自身が病気発症した時に国枝選手を見て車椅子テニスを始めたからこそなんでしょうね。
名言17:『小田凱人の名前を覚えてもらえたら』
多くの人に愛される選手になるために、プレーだけなく、趣味やいろんな物事を発信することが大事だということも本田圭佑選手(サッカー)から学びました。なにかひとつでも親しみを持ってもらって、小田凱人の名前を憶えてもらえたらうれしいです。
引用:インタビュー内容から抜粋
もともと病気になる前はサッカーをやっていて本田圭佑選手が好きだったそうです。多分本田選手も小田凱人さんの性格好きだと思います。
まとめ
ここまで小田凱人さんの名言をご紹介してきました。
とにかく感じたのは圧倒的なメンタルの強さとポジティブさですね!
まだ10代の小田凱人さんですので、今後のご活躍が本当に楽しみです。
心より応援しております。
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