こんにちは。元看護師転職サポートキャリアパートナーの黛聡志(まゆずみ さとし)です。
看護師の皆さんが選考を受ける時の最初の難関・・・
私も転職活動の時によく思いました。
「履歴書作るのだるっ・・・・」
これは本音だと思います。
「なんでこんなのいちいちこんなの書かなきゃいけないんだろう。。」25歳当時、初めての転職活動を行う黛は思ってました。
当時の私はまだまだ子供だったと思います。
同じような悩みを抱えている方も非常に多いかと思いますので、今日は「なぜ履歴書や職務経歴書を準備しなければいけないのか?」や「志望動機や自己PRを作る上での手順」を皆様にお伝えしたいと思います。
是非参考にして頂き、選考書類作成に活かして頂けたら幸いです。
■なぜ履歴書や職務経歴書が重要か?

▼ご自身のご経験やお人柄を物語る上で、とても重要な書類でありアピールのツール
面接自体は15~30分程度のところがほとんどです。短い時間の中で、その人のことを知るには限界があります。履歴書や職務経歴書で、経験や思いを伝えましょう。
▼履歴書は合格する要因にはならないが落ちる原因にはなる
基本的に、履歴書は減点方式だと考えてください。素晴らしい出来栄えで書けているからプラスになるのではなく、履歴書もちゃんと書けていない人なのかというマイナス面の方が強いのです。しっかりした実績やスキルもあるのに、履歴書だけで不合格となってしまう方もいます。
▼決裁者が別でいることも多いため、面接の印象は良くても書類だけで不合格になってしまうケースも…
└病院の場合:看護部長が面接を行い、看護部長=決裁者であるケースが一般的ですが、面接官が師長である場合や、看護部長のほかに院長や理事長や事務長(=面接に同席しない役職者)の同意がないと決裁がおりないケースなどは、最終的には面接内容だけでなく、書類で判断されることになります。
└クリニックの場合:多くの場合は院長が面接を担当しますが、院長は大変忙しいため面接自体はさらっと終わり、書類をメインに他の候補者と比較検討することになります。
└訪問看護の場合:運営母体が株式会社であることが多いため、一般企業のように職務経歴書が求められるケースが比較的多いです。面接官は事業所によって異なりますが、管理者が看護師でないケースも多く面接だけでは経験等について判断できない為、履歴書や職務経歴書ではアピールが重要です。
■履歴書や職務経歴書を作る上での心構え

先ほどお伝えした通り、書類がいくら完璧に作れても、合格する要因にはなりません。
それ以上に、圧倒的に面接では受け答えが重要です。「書類を完璧に作成すること」にこだわる必要はなく、書類を作成する中で(志望動機や自己PRを作成する中で)、面接時にきちんと受け答えできるように、自己分析(これまでやってきたことの棚卸し)をして頂き、アウトプットの練習をすることで、面接合格への確度を上げていきましょう。
■「手書き」か「PC/アプリ作成」か?

★結論
【履歴書】どちらでもOKですが、履歴書は手書きにするメリットもあります。
【職務経歴書】PC/アプリ作成を推奨します。
※職務経歴書は履歴書と比べて文字量が多く、 PC等で作成した方が読みやすい為。加えて、PCスキル含むITリテラシーの判断材料にもなるので、 PCやスマホアプリなどで作成するのがおすすめです。
※履歴書・職務経歴書ともに手書き必須の事業所もある為、要確認 が必要です
★履歴書を手書きにする理由・メリット
・特に病院は「履歴書は手書き」という文化が残っている所あります。
└看護部長や事務長はご年配の方も多く、手書きが好まれるケースもある
└紙カルテの病院は手書き文化なので、履歴書も手書きが好まれるケースもある
└一般的に手書きの方が人柄や誠意が伝わりやすい
※上記のような理由から、 そもそも「履歴書は手書きで」という指定の事業所もありますので、事前に確認しましょう。
★PC/アプリ作成の方が良いケースも
・PC作業が多い職種の場合(治験、企業系、保健師等々)、ITリテラシーのアピールにもなります。
・字の綺麗さに自信が無い場合(手書きで雑な書き方になってしまうのが最悪なので…)
・作成に自信がない方については自身で修正しやすいようPC/アプリ作成を推奨
■履歴書・職務経歴書を作成するにあたり使うべきフォーマット

★手書き作成の場合
└履歴書はアルバイト用ではなく、正社員用を選んでください
コンビニでも売ってる履歴書で大丈夫ですが、履歴書にはアルバイト用と正社員用のものがあり、希望時間や曜日の記入欄があるようなアルバイト用のものは避け、正社員用のものを選んでください。
★PC作成の場合
└好きなフォーマットをダウンロードしてお使いください
インターネットで検索すると色んなテンプレートが出てきますので、お好きなものを使って頂いて大丈夫です。しいて言うのであれば職歴や資格などを書くスペースが十分にあるものを選ぶといいと思います。
★アプリ作成の場合
└無料アプリでも簡単に作れます
履歴書・職務経歴書などは無料のアプリで簡単に作れる時代です。印刷が自宅でできない場合、コンビニ等で出力が可能です。修正・添削も簡単なので、非常に便利です。
■履歴書・志望動機の作成の手順

志望動機についてですが、必ず記入するようにお願い致します。
下記のような流れで考えて頂けると良いと思います。
①看護師になった理由やきっかけ ※経験が浅い方の場合のみ記入ください
②前職(これまでの職場)ではどんな方を対象に、どんな看護を実践していたか
③そこで何を学んだか/何を大切にしていたか(具体的なエピソードもあると◎)
④上記を踏まえて、なぜ応募先を選んだのか
⑤今後は応募先でどのような看護をしていきたいか
※④⑤はリンクしている䛾で、④か⑤どちらか書けていればOKです
こちらの流れで志望動機を作成してみて頂く間違いはないかと思います。
履歴書の志望動機欄が狭い場合は、一旦長文になってしまっても、志望動機を上記の流れで作成してみて、減らせる部分を減らし、大事な部分だけ残して収まるように記載するのがおススメです。
■職務経歴書・自己PRに関して

よくある質問で「履歴書の志望動機と職務経歴書の自己PRって、どう違うんですか?」というものがあります。
基本的には職務経歴書にある自己PRを簡潔にし、「なぜ御社なのか」を加えたものが履歴書の志望動機のイメージです。
➡職務経歴書と履歴書の両方を準備する必要がある場合は、職務経歴書の自己PRから書いてみると良いと思います。
➡それでもよくわからなくなったら…下記イメージで書き分けましょう。
■志望動機…「応募先事業所を選んだ理由と、入職後に実現したいこと
■自己PR…「仕事へのこだわりや強み、その成果」
自己PRは「過去の経験でアピールしたいこと」を、志望動機は「応募先を選んだ理由と未来に向けて実現したいこと」を意識するとイメージしやすいかもしれません。概ね下記のような流れで考えて頂けると良いと思います。
①前職(これまでの職場)ではどんな方を対象に、どんな看護を実践していたか
②そこで大切にしていたことや工夫したことは何か
(具体的なエピソードも入れましょう)
③何を学び、どんな成果や成長を得たか
(応募先業務内容とリンクする内容で書けるよう意識しましょう)
■最後に・・・
履歴書や職務経歴書の作成は選考を受けるに当たり、最初の壁となってくるかと思います。
ここでしっかりと準備できるか否かが、自身の経験の棚卸ができ、面接時の高パフォーマンスにもつながってきます。
「はじめよければ終わりよし」です。合格を勝ち取る為にも、入念な準備を行いましょう。
また大手転職サイトでは履歴書や職務経歴書の作成のアドバイスも行っています。
転職サイト経由で面接を受ける際は、転職サイトに頼り、第3者の目線の意見を加えるのも重要です。最後に、おススメの転職サイトをご紹介致しますので、もしあなたがご転職活動中でしたら、ご利用を検討されてはいかがでしょうか?
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