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【精神科病棟】転職をお考えの看護師さんは必ず読んでください!

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こんにちは。元看護師転職サポートキャリアパートナーの黛聡志(まゆずみ さとし)です。

医療分野の中でも特殊な分野である精神科。興味はあっても、実習の時に少し経験した程度でよくわからないから手が出しづらいと考えている方は多いのではないでしょうか?

今日はそんな方々に向けて、精神科の情報を細かくお伝えしますので、少しでも参考にして頂けましたら幸いです。

目次

■精神科病棟の特徴とは?

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精神科病棟は精神疾患(うつ・躁鬱・統合失調症・パニック障害・認知症など)の方が入院している病棟です。
ざっくりスーパー救急病棟・急性期治療病棟・療養病棟・認知症病棟に分けられ、その中でも開放病棟と閉鎖病棟の2種類があります。
精神病床の多くは精神科単科の病院で、大学病院や総合病院の精神科病棟は稀です。
また現在は精神疾患と身体疾患を併せ持った身体合併症の患者さんも増えています。(入院患者の3割~半数近く、身体疾患としては糖尿病や虚血性心疾患等)

■病棟の種類について

では上記の病棟の種類についてご説明していきますね。

〇スーパー救急病棟(精神科救急入院料病棟)

多職種連携で短期間に治療をして社会へ復帰させる目的を強く持っている病棟です。24時間全ての入院形態に対応しています。

<看護師配置>
10対1

<施設基準>
病棟専従医師配置16対1、精神保健指定医5人以上、精神保健福祉士2人、個室が病床数の半数以上 など

<運用基準>
年間の入院患者の6割以上が非自発入院(任意入院でない入院)であること、4割以上が新規入院患者(3ヶ月以内に精神科への入院歴がない患者)であること、6割以上が3ヶ月以内に自宅退院すること など

<患者層>
社会的要請の特に強い超急性期の集中的な治療を行い、患者さんの早期回復・早期退院を目指す病棟です。精神科スーパー救急病棟に入院してくる患者様の多くは錯乱や興奮状態が強い方で、中には自傷他害の恐れのある方が多くいます。
その自傷他害の恐れが強いと精神科指定医に判断されたときに、いくつかの行動制限(身体拘束、保護室での隔離観察など)を精神科指定医から指示されます。精神科スーパー救急病棟の看護師の仕事は、患者様の行動制限中の苦痛を最小限のものにしていくということがメインになってきます。

〇精神科急性期治療病棟

精神症状が悪化し集中的な治療が必要となった患者様が入院する病棟です。


<看護師配置>
13対1、15対1

<在院日数>
4割以上が3月以内に自宅退院すること

<患者層>
精神症状が悪化した急性期の集中的な治療が必要な精神障害者の方々が入院する病棟です。急性症状の鎮静を最優先に心身の安静に努め、患者様の症状や状態を理解・把握し、症状に合った様々な治療(薬物療法・精神療法・精神科リハビリテーション・社会療法など)を行っています。
急性期病棟に入院して最初のうちは、極度の興奮状態で、患者さんにとっても特につらい状態です。

〇精神科療養病棟

主として長期的な治療・療養が必要な精神障害者の方が入院される病棟です。急性症状の段階的治療により、症状安定した患者様や、長期入院による治療・療養が必要な方々が入院しています。


<看護師配置>
30対1

<患者層>
数年、数十年単位で長期入院している患者さんも多い病棟です。この病棟には社会的入院の患者も一定数います。(家族の受け入れ拒否や薬物療法の副作用、長期間に渡る入院生活から来る社会復帰への不安など様々な理由から、余儀なく長期入院している患者がいます。)

〇認知症治療病棟

認知症に伴う幻覚、妄想、夜間せん妄、徘徊などの症状が著しく、その看護が著しく困難な認証高齢者を急性期から入院させ、集中的な医療を提供する病棟です。集団作業療法・機能回復訓練などを実施し、残存機能の維持を目指します。

<看護師配置>
20対1、30対1

<患者層>
アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症など。

▼開放病棟

病棟の出入り口が1日8時間以上施錠されない状態となり、入院患者や面会者が自由に出入りできる構造を有する病棟です。また入院患者は、原則として任意入院など、比較的自由度の高い入院形態で入院するものとされています。
例)精神療養開放病棟

▼閉鎖病棟

精神疾疾患の状態では、強制的な入院形態で入院します。病棟の出入り口が常時施錠され、病院職員に解錠を依頼しない限り、入院患者や面会者が自由に出入りできないという構造を有する病棟です。
例)精神療養閉鎖病棟

■看護師さんの業務内容

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状態観察・検査介助・診察介助・処置・与薬といった診療の補助と、食事・排泄・入浴・更衣の介助といった療養上の世話の両面から患者様を支えます。外科や内科の急性期のように山のような点滴や回診車を走らせるような処置はほとんどありません。(皮膚科処置程度)
薬物治療がメインになるので、食事前後の配薬には、十分に気を配る必要があります。
作業療法(レクリエーション活動等)へも参加します。病院によっては季節ごとの行事も多職種で企画して行います。
(お正月の書初め、初詣、豆まき、ひな祭り、子どもの日、夏祭り、クリスマス等々…)

■精神科における看護師さんの役割は?

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▼コミュニケーションによる心理ケア
精神科の他の診療科との最も大きな違いは、患者の疾患の多くが、けがや病気ではなく「心の病」であることです。そのため患者の心のケアが重要です。特に精神疾患の場合、治療期間が長く、完治しないケースも少なくないため、必然的に患者との精神的なつながり、信頼関係が大切となります。

▼患者状態のアセスメント
精神疾患の場合、患者の状態をしっかり把握することが重要です。他の診療科では検査結果と照らし合わせて判断することができますが、精神科においては、目に見えない患者の微妙な変化を読み取ることが必要になります。

▼与薬(経口投与・静脈注射)
精神科における最も一般的な治療は薬物療法です。病識のない患者さんも多い中、適切に投与できるよう工夫が必要なケースも。

■精神科に向いている方

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ではどのような方が精神科に向いているのでしょうか?

▼家庭やプライベートと両立して働きたい方
精神科病棟は一般病棟と比較して残業が少ない傾向があります。家庭との両立を考え、精神科を選ばれる方も多いのが実情です。

▼長期的な治療で患者さんと向き合いたい方
精神科病棟の平均在院日数は病棟の種類にもよりますが、200日を超えています。その分長期的に患者様に向き合った看護ができるでしょう。

▼男性看護師さんの活躍の場も多い
重度の障害がある患者様のケアや、力強く抵抗される患者様への対応などには、男性看護師の方が無理なく、業務も円滑に進む場合があるため、様々な場面で男性看護師が多く活躍しています。

■精神科のメリット・デメリットは?

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では精神科病棟で働くメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

〇メリット

▼残業が少ない
突発的な入退院や症状の急変も少ないことから、残業が少ない=家庭やプライベートと両立しやすいです。

▼高い手技のスキルなどは求められない
高い看護スキルは求められないことからブランクあけの方も馴染みやすいです。

▼薬の知識が増える
抗精神科薬の効能、副作用に強くなります。

〇デメリット

▼医療行為が少ない(内科的処置がメイン)
点滴やルート管理、処置や手術、モニターや人工呼吸器といった機器管理などのような看護技術の経験は一般病棟より少なくなるため、一般科から精神科に来た看護師さんはそれまでに習得した看護技術レベルが低下してしまうのではないか、と不安になる方も。一方で、身体合併症の患者さんも多く、内科疾患の知識が必要な場面は多いため、内科系の経験は生かせます。

▼介護業務(食事・入浴介助・おむつ交換)が多い
精神療養や認知症病棟は介護業務も多いため、介護業務が苦手な方は向いていません。

▼患者様からの暴言や虚言がある
疾患の性質上仕方ない部分ではありますが、患者様の暴言等は一定数あります。

▼レクリーションが多い
作業療法として季節ごとのイベントやレクリエーションを行います。塗り絵やパズルやカレンダーを作るなど…こういったレクが苦手な方は、ちょっと辛いかもしれません。(病院ごとに異なりますので確認しましょう)

■精神科と心療内科の違いは?

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よく似たものとして扱われる精神科と心療内科はどのような違いがあるかご説明致します。

▼精神科と心療内科の違い
ざっくり言うと、「精神科=こころ」「心療内科=からだ」です。

〇精神科
└精神科は、心の症状を扱う診療科です。不安や落ち込み、いらいら、落ち着かないなどの気分症状、幻聴や幻覚などの精神症状、こだわりや物忘れなどの認知症状、眠れないあるいは寝過ぎてしまうなどの睡眠症状といったものは、精神科の対象となります。

〇心療内科
└心療内科は、心理的・社会的な要因から引き起こされているからだの症状を扱う診療科です。吐き気や頭痛、全身倦怠感、胃痛、過敏性腸症候群などの身体症状があり、その背景に何か心理的なきっかけや理由が思い当たるときは心療内科を受診する流れになります。なお、「心療内科」は、身体的な症状の改善を図るため「内科医」が担当することもありますし、症状が「からだ」と「こころ」の両方の領域にまたがっていることが多いため、「精神科医」が担当することもあります。

■精神科の求人を探すには

精神科は上記で述べた通り、非常に多くの種類があります。どういった疾患の方がいて、どんな環境なのかは病院ごとに大きく異なります。 ご自身でこのあたりの情報を収集するのは限界がある為、もしあなたが精神科に初めて転職されるようであれば、求人サイトにそのあたりの情報を求めるのが有効でしょう。

下記おススメの求人サイトを記載しますので、ご利用いただけたら幸いです。

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■最後に・・・

精神科は一般科目とは大きく異なる為、チャレンジするには勇気がいるかもしれませんが、ハマる方も多い診療科目でもあります。

もしあなたが「より患者様に向き合った看護をしたい!」とお考えがあるようでしたら、チャレンジしても損はない分野です。
精神科を経験することで将来的に日勤のみで高給与の「精神科の訪問看護」などへのチャンスも広がってきます。

この記事を読んで興味を持たれた方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

【看護師転職サイト元社員】
看護師転職サイトにて計6年の経験 | 東京都&神奈川エリアにて管理職も経験 | 職業紹介責任者講習受講済み | 看護師紹介実績は累計400人以上 | 転職相談対応件数は3,000人以上 | 現在は当サイト・instagram(フォロワー1,300人以上)を通し看護師の有益情報を公開しています。

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