こんにちは!元看護師転職サポートキャリアパートナーの黛聡志(まゆずみ さとし)です。
看護師さんが転職を考えどちらか選考を受ける際、履歴書や看護師免許のコピー等のほかに【職務経歴書】を求められる事が近年非常に増えております。
・履歴書はわかるけど職務経歴書って何?
・履歴書とちがうの?
・別に用意しなくてもいいんじゃないの?
など様々な疑問が出てくるかと思います。
職務経歴書は選考を大きく左右し、用意していないだけでお見送りになるケースも非常に多いです。
また逆に良質な職務経歴書を用意することで、他の選考者と比較し大きなアドバンテージになる事もあります。本日は職務経歴書の書き方や職務経歴書に書く必要がある自己PRの例などを皆さんにご説明させていただき、皆さんが職務経歴書を作るに困らない状態を作っていきたいと思います。
■職務経歴書ってそもそも何なの?

「職務経歴書って履歴書と何が違うの?」とよく聞かれる事がありますが、履歴書と似て非なる物になります。
▼履歴書
略歴を伝えるもの。指名や連絡先、年齢、学歴、職歴などを簡潔に記載する。
▼職務経歴書
何ができるのかを伝えるもの。これまでの業務経験や入職後に仕事へ活かせるスキルや知識を記載する。
簡単に言うと履歴書は、「どこにいたのか?」を記載し、職務経歴書は「そこで何をしていたのか?」を記載するもので役割は全く違うものとなります。
■職務経歴書の書くべき内容

では具体的に職務経歴書はどのような事を書く物なのでしょうか?
マストで書くべき項目は下記内容になります。
《職務経歴書書くべき項目》
■日付
■氏名
■免許・資格
■職歴・職務内容
■自己PR
特にこの中で重要なのが、
■職歴・職務内容
■自己PR
の2つです。
①職歴・職務内容について

上記職務経歴書の職務内容の部分を抜粋したものになります。
記載事項は下記の通りです。
・在籍期間
・在籍法人名
・所在地
・事業内容(病院の場合は、急性期や慢性期、回復期などの機能を記載)
・法人規模(病院の場合は〇〇床)
・従業員数(〇〇病院 従業員数 などでグーグル検索しましょう)
・在籍時所属部署
・対応業務内容
※対応業務内容に関しては、採血、点滴、注射、胃ろう、経管栄養、バイタルチェック、服薬管理などの一般的なものから委員会活動、プリセプター、看護研究、リーダー業務などを羅列式に記載いただければ大丈夫です。
②自己PRについて
自己PRはご自身の今までの経験や看護感が選考を受ける法人でどのような活きるのかを記載ください。職務経歴書の中でも最も重要な項目と言って過言ではありませんので、次の段落で例文も含め詳しくお話致します。
■自己PRの書き方

「自己PRって何書いたらいいかわかんないなあ。めんどくさいなあ。」と思った方。安心してください。簡単です。
自己PR作成には大きく2通りの記載方法があります。
①看護感を全面に押し出す方法
これは特に未経験の分野に選考を受ける際に有効です。自身の看護感と選考を受ける法人の共通点を見つけ出し、重ね合わせて自己PRにつなげる手法です。
恐らく見た方が早いと思いますので、下記例文を参考にしてください。
《看護感を全面に押し出す方法・例文(病院から訪問看護への転職)》
私は現在まで急性期病院の循環器内科病棟にて勤務しておりました。その中で、常に意識していたのは、「患者様、ご家族のご不安を取り除く事」です。治療を受けられる患者様やそのご家族は、少なからずご不安を感じている為、精神的なケアが必要だと考えており、時間が限られた中でも丁寧な治療に対しての説明や細かい声掛けなどを行い、少しでも安心していただけるよう心がけておりました。
この経験は、患者様やそのご家族の安心を生む必要のある訪問看護の事業所でも十分に活きるのではないかと考えております。この看護感を活かしながらより成長し、貴社の理念である「安心であたたかな在宅医療の提供」を目指し、利用者様に貢献できるよう努めてまいりたいと思います。
②今までの経験をアピールする方法
これはどちらかというと急性期病院から急性期病院への転職など経験がそのまま活きる環境に使える手法です。
職歴の部分で自身の対応業務内容を洗い出したと思います。その業務内容をそのままアピール材料として使うのも有効でしょう。
《今までの経験をアピールする方法》
私は新卒より5年間オペ室の看護師として勤務しておりました。私がいた病院は3次救急指定だった為、オペ室は患者様の生命に直結する緊張間のある職場でした。手際の良い介助を行えば、患者様の身体への負担も減る為、その為に何ができるのかを考え、行動して参りました。
この経験は貴院のオペ室の環境下でも活きるのではないかと考えております。また私自身オペ室で様々な科目に携わる中で、脳神経外科のオペに強いやりがいを感じていた為、脳神経外科を強みとされている貴院に入職し、さらにスキルをつけ、患者様に貢献できるよう努めてまいりたいと思います。
■手書きとパソコンどちらが良いの?

「職務経歴書は手書きとパソコン作成どちらがいいの?」看護師さんからよく聞かれる質問です。
結論から言うと可能であればパソコン作成の方が良いでしょう。特に電子カルテを導入されている病院の選考の際は、職務経歴書をパソコン作成の物で提出する事で、パソコンスキルが一定あると判断され、選考が有利になるケースもあります。
「え?うちパソコン設備ないんだけど・・」という人は次にお話もしますが、求人サイトの担当に相談して見てください。解決してくれますよ。
■職務経歴書に関して求人サイトは何かしてくれるの?
職務経歴書など書類の準備に関しては、求人サイトの腕の見せ所です。
求人サイトはおおよそ下記内容を対応してくれます。
〇職務経歴書のパソコン用フォーマットプレゼント
〇職務経歴書の添削 ※自己PR添削も含む
〇パソコン設備がご自宅にない場合の職務経歴書の代理作成
※コンビニのネットプリント機能などを利用しすぐにお手元に届けられます。
「面接日までに間に合わないかもしれない!」や「自分一人で作成するのは不安・・」など悩みを抱えている方は、お気軽に求人サイト担当に相談してみましょう!
下記おススメの求人サイトを記載しますので、ご利用いただけたら幸いです。
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《マイナビ看護師について》
マイナビと聞けば誰もが知っている企業だと思います。マイナビ看護師の一番の特徴は、看護師さんを対応する担当とは別に、病院専門の担当がおり、各病院と根強いパイプを持っております。
その為、少し難しい病院側への相談なども通りやすい傾向があります。情報量も充実しており、マストで登録すべき求人サイトの一つと言えるでしょう。
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《看護のお仕事について》
優良なベンチャー企業100選などにも選ばれたレバレジーズの運営する求人サイト。
ITに強いこともあり、ネット上に載っている求人数は業界トップです。
他社と比較検討するなら最適の求人サイトです。
■最後に・・・
上記の通り、職務経歴書はあなたの今までの経験やスキルをより詳しく記載した言わば「自己PR書」です。
例えば複数人面接を受けていた時、面接官がどの方を採用するか検討の会議をする際に見る資料が職務経歴書です。面接官はその職務経歴書を見ながら、「この方はどんな方だったか?」を思い出す形になります。
この職務経歴書が疎かになっていたら、その会議の中で圧倒的に不利になりますし、良質なものが作れていれば、その会議の中で勝手に自己PRしてくれています。
職務経歴書はご自身が「完璧なものができた!」を思っても、見るのは別の人間になるので、私は第3者目線を取り入れ、意見を求める必要があります。
求人サイトはそのあたりのチェックや添削もしてくれるので、求人サイトの担当に一度目を通してもらうのも、面接に勝つための有効な手段です!
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