
・今の職場で悩みを抱えているけど解決策がわからない。
・転職活動の仕方がわからない。
・転職するにしても入職後長く続けられるか不安です。
こんな悩みにお答えします。この記事では以下の事がわかります。
- 看護師が転職前後で抱える悩みとその解決策
- 転職するか悩んだらやるべき行動3選
- 転職サイトを利用するメリット
- 利用すべき転職サイト
転職は今後の看護人生を大きく左右するがゆえに、なかなか転職活動に踏み切れず悩みを抱えている方も多いと思います。
そんな方々に向けて、看護師が転職前後で抱える悩みを細分化し、解決策とともにアドバイスをお伝え致します。
是非お目通し頂き、より良い看護人生を送って頂けたら幸いです。
筆者について


1 | 看護師が転職するきっかけの悩み10選


看護師が転職するきっかけの悩み10選とその解決策をご紹介します。
1-1 | 給料が安い


看護職は他の職業より給料が高い傾向があります。
ですが命を預かるストレスや夜勤も含めた不規則な勤務形態を考えると決して楽な仕事ではありません。
その重労働に見合う給料が支給されていないと感じるのであれば、転職を考えるのは致し方ない選択です。
もし自分の給料が相場に比べて高いか低いかわからない方は看護師の平均年収をまとめた下記別記事をご確認ください。


解決策 | 高給与の就業先へ転職する
高給与の就業先を探すには転職サイトの利用をオススメします。
理由としては、『自身の経験年数でおおよそいくらの給料になるかがわかるから』です。
求人ごとに自分の場合給料がいくらになるのかを調べるのは容易ではありません。
転職サイトは過去の紹介実績から経験年数に対しておおよそどれくらいの給料になるか把握しており、現職と比較して給料があげられるかどうかの判断に必要な情報を仕入れられます。
また併せて転職サイトは転職のノウハウも教えてくれる為、気に入った求人への合格率アップにも役立ち一石二鳥です。
1-2 | 人間関係


看護師の最も多い転職理由は「人間関係が悪い」です。



「お局の看護師に気に入られないと地獄」
「スタッフの陰口がひどい」
「理不尽な指摘を受ける」
こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
耐え難いレベルであれば、早急に転職をすることをオススメしますが、人間関係に関しては同じ病院でも人によって良いと感じる方もいれば悪いと感じる方もいます。
人間関係が転職で改善するか否かは入ってみるまで分からない所はある分、少々ギャンブル的な要素を含みます。
その為、まず人間関係を改善できないのかを考え、それでどうしてもだめなら転職を決断するという形が良いでしょう。
解決策 | 人間関係を良好にする努力をしてみよう
「この人と関わりたくない」と避けてしまうと人間関係は余計に悪化してしまいます。
苦手でも関わり合いを持つことで、徐々に理解しあえる事もあります。下記人間関係を改善するための7つの行動を実践してみましょう。
- あいさつを徹底する
基本中の基本ですが、挨拶は非常に大事です。皆さんも病院見学などに行った際に、「こんにちは!」と病院のスタッフに挨拶をされただけで、「この病院、雰囲気よさそう!」と思ったりしませんか?
単純な事ではありますが、元気な挨拶は感じの良さを生み、相手に好印象を与えます。人間関係改善のまず第一歩「挨拶」徹底しましょう。 - 小さなことでも感謝をしっかりと伝える
挨拶同様、感謝を伝える事も非常に大事です。自分ができない仕事をしてくれたりした時に感謝の気持ちを伝える事で嫌な気分になる人はいません。
看護師さんは「ありがとう」をやりがいに仕事をしている方も多いです。その方の気遣いに気付いたらしっかりと感謝の言葉を伝えましょう。 - ミスをした時は素直に謝る
どんな人でもミスはあります。ミスをした時はしっかりと謝罪をしましょう。これを怠ると人間関係が劣悪となります。
ミスをした際、ついつい言い訳を探したり、他人に責任転嫁をしてしまったりしがちですが、信用を一気に失ってしまう行為です。
例え、ミスの原因が一部他人にあったとしても、「私が〇〇していれば、こういう事態になっていませんでした。」と非を認める姿勢が重要です。 - 相手の話を傾聴する
誰かの相談を受ける時、ついつい仕事をしつつ、目も合わせずに対応してしまっていませんか?話をかけている側は敏感で「片手間で話を聞いているんだな」と感じ取っています。
その瞬間業務に追われ、対応できなくても、「すいません。この業務終わらせてから聞かせて頂いてもよいですか?」としっかりと話を聞く姿勢を見せましょう。 - ポジティブな発言をする
ポジティブな発言をする人の所に人は集まります。職場で仕事の同僚の陰口や職場への愚痴などネガティブな発言をしてしまうと敵を作ってしまうことが多いです。そうした発言はまわりまわってその対象に伝わってしまう事がほとんどです。
陰で誰かの話をするのであれば、その人をほめる話をしましょう。「〇〇さんがあなたの仕事ぶりほめてたわよ。」こんな話を人から聞いたら、あなたも嬉しいですよね?自分が嬉しい事は人も嬉しいです。同じまわりまわってその人に伝わるのであれば、ポジティブな話をしましょう。 - 報連相は必ず行う
仕事の基本である報連相。確実に行う事で大きな問題になる前段階で未然に防げたりとチームで働く上で信頼を失わない為に非常に重要です。
未然に防ぎ、トラブルになる事が減れば、職場として余計なストレスを抱える事も少なく済み、良好な人間関係に繋がるでしょう。 - 必要最低限の仕事は早めに覚える
仕事の覚えが悪いと思われてしまうと人間関係の悪化につながるケースがあります。その分誰かがその部分を補わなければいけなくなり、負荷がかかると同時にストレスを感じるからです。
負荷をかけてしまった相手に感謝を伝えるのも重要ですが、一刻も早く業務面で他の人に負担をかけないように努力するのも人間関係を築く上で重要な要素の一つです。
1-3 | 教育が受けられない





「新卒で入った病院は先輩がほとんど教えてくれない病院でした。」
「転職した先はオリエンテーションもなく、初日から病棟で業務をさせられました。」
このようなに教育を受けられない事を悩みとしている看護師は多いです。経験豊富な看護師でも、その病院の物品の場所ややり方を覚えるのには少々時間がかかります。
ただそうした中でも、教えてくれない病院が一定数あるのは事実です。そうした病院に入職してしまった場合は、自発的に行動をしていく事も重要です。
解決策 | 自発的な学ぶ姿勢を持つ
先輩職員は「新人のわからない事」がわかっていません。その為、自身がどこまでが分かっていて、どこからがわからないのかを自発的に伝えていく必要があります。
教わるのを待っているのではなく、多少先輩が忙しそうでも、積極的に不明点を聞きましょう。
聞かずに止まってしまうと「あの人は仕事をしない」とレッテルを張られ、人間関係の悪化にもつながります。積極的な姿勢を見せる事をオススメします。
それでも難しい場合は教育体制が充実している病院への転職をするのも一つです。転職サイトに登録し、「プリセプター制度」のある病院を調べてもらうのが良いのではないでしょうか?
1-4 | 残業が多い


残業時間を理由に転職する看護師も多くいます。
残業の理由は緊急入院や急変が原因になっているケースや人手不足から業務過多となってしまい、残業に繋がってしまっているケースもあります。
残業はその職場の環境に起因するものなので、改善するには残業の少ない部署異動するか転職をするかの2択になるでしょう。
解決策 | 残業が少ない職場へ転職する
残業がなぜ起きてしまっているのかの理由次第で転職先が異なります。
- 緊急入院が多い場合
地域包括ケア病棟や慢性期病棟、回復期病棟への転職は残業時間の大幅減に繋がるでしょう。また同じ急性期の中でも、「落ち着いた急性期病院」というものも少なからず存在します。その際に見極めの軸となってくるのが、「救急件数」です。
大手転職サイトであれば、その病院が救急件数がどれくらいなのか把握しておりますので、「残業は少なくしたいけど、急性期は離れたくない!」という方は情報収集してみると良いかと思います。 - 人手不足の場合
離職率の低い病院へ転職しましょう。このケースは離職率と関連性が高いです。離職率が高ければ慢性的に人手不足になっているケースが多く、残業が増える危険性があります。その為、口コミや定着率の良い病院を選んでいく必要があるでしょう。
1-5 | 医療事故が起こるリスク


ずさんな対応から医療事故が起こるリスクが高く、「この病院にいると自分の看護師免許が危ういかも・・」と悩みを抱える方も多いです。特に個人病院だと、昔ながらの独特な医療を提供しており、現代の医療レベルに追いついていないケースもしばしば。
そうした病院で『正しい医療』を主張しても、「うちの病院は昔からこれでやってるから。」と一蹴されてしまうことがほとんどです。この悩みに関しては、転職で改善する事しかできないでしょう。
解決策 | 職場環境を見極めて転職をしよう
小規模の個人病院だと上記のような例が起きやすい傾向にあります。
基本的に、大学病院や公立病院、総合病院、大手民間病院(〇〇グループと名称がつくような法人)であれば、一定の基準以上の医療レベルを提供できている事がほとんどの為、そうした選択肢を検討するのが良いのではないでしょうか?
また転職サイトはその病院に入職した方の口コミを収集している為、それを聞いてから応募するのも有効な手段です。
1-6 | 家庭環境の変化


結婚や出産など家庭環境の変化で転職を考える方も非常に多いです。
看護職は突発な残業が多く、夜勤など不規則な勤務が多い為、職場環境を変えないと家庭との両立が難しいがよくあります。
家庭との両立であれば『日勤常勤』で『日祝休み』のお仕事がオススメです。



お子さんがいる方は保育園のお迎えもあり日祝休みは必須ですよね!
解決策 | 『日勤常勤・日祝休み』の部署or職場を選ぼう
まずは現職の日勤常勤で日祝休みが可能な部署へ異動希望を出しましょう。
それが難しい場合は下記事業所形態から転職先を探しましょう。
- クリニック
- 病院外来
- 訪問看護
- 訪問診療
- 保育園
上記選択肢は日勤のみで勤務でき、なおかつ日祝などが休みの為、ご家族との時間も作りやすく、充実した私生活も遅れるようになるでしょう。
1-7 | 何がやりたいのかわからない


『転職はしたいけど、自分が何をやりたいのかわからない』という悩みを抱えている方もいます。
自分が何をしたいのか、何ができるのかわからず、なかなか方向性が定まらない為、転職活動に踏み切れないのです。
こういったケースは自分の中で優先したい事を整理する事で方向性が見えてきます。
解決策 | どういった生活を送りたいかを考える
『こういう仕事がしたい』という理想がないのであれば、『自分がどういった生活をしたいか』から仕事の選別していく方法があります。
例えば、『結婚に伴い転職を考えていて、サラリーマンの旦那さんとの時間をしっかりと作っていきたい』という気持ちが強いのであれば、職場は日勤のみで土日休みの仕事が理想です。
このように仕事でやりたい事がないのであれば、理想の生活を考えそれに合わせて仕事を選んでいくのも手段の一つです。
1-8 | 夜勤が辛い


夜勤を理由に転職を考えるケースもあります。
夜勤のような不規則な勤務がそもそも身体に合わず、体調的に継続が難しいという方も少なからずおります。
ただ夜勤をなくすと給料が落ちると懸念される方も多いかと思いますので、そうした時は日勤常勤で高収入を得られる求人を探しましょう。
解決策 | 日勤のみの事業所へ転職しよう
これに関してはシンプルに日勤のみの事業所に転職する事が良いでしょう。
例えば「日勤常勤が可能な病院」があったとしても、入職後「今月夜勤できたりしないかしら?」と管理職から相談を受ける事も出てくるでしょう。
ご自身の意思を通せる人であればそれでも問題ないかもしれませんが、相談される事自体がストレスの方は、日勤しかない事業所を選ぶのが無難でしょう。
ただ給料の水準が気になる方も多いかと思いますので、下記事業所形態別平均年収を見比べて頂き、ご自身にあった選択肢を見つけて頂けたら幸いです。
順位 | 事業所形態 | 平均年収 |
1位 | 訪問看護 | 約435万円 |
2位 | 美容クリニック | 約432万円 |
3位 | 特別養護老人ホーム | 約427万円 |
4位 | 有料老人ホーム | 約420万円 |
5位 | クリニック・診療所(美容を除く) | 約382万円 |
6位 | デイサービス | 約380万円 |
7位 | 保育園 | 約350万円 |
1-9 | 責任の重圧に耐えられない


看護職は人の命に係わる仕事の為、精神的なプレッシャーは非常に強いです。
その重圧に耐えられず、『私は看護師をやるべきではないのでは…』と考え、看護職から離れる事を検討される方も多いです。
ただ業種によっては、看護資格を活かしつつ人の命に直結しない・プレッシャーの少ない職場もある為、そういった選択肢を選ぶのはいかがでしょうか?
解決策 | 人の命に直結しない職場を選ぼう
看護資格を活かしながら、人の命に直結しない分野への転職をオススメします。下記その一例です。
- 美容クリニック
- 産業保健師
- 地域包括支援センター
- 健診センター
- 保育園
上記選択肢は人の命に係わるリスクは非常に少なく、病院で勤務するより精神的なプレッシャーは非常に軽減されます。
特に美容クリニックに関しては、日勤のみの仕事にも関わらず、病院に匹敵する給与水準の法人もあり、看護師を辞め他の仕事に就くよりも充実した雇用条件で働けます。
1-10 | 辞められない


医療業界は一般企業に比べ、異常な引き留めがあります。
退職まで意思を伝えてから数年かかったという話を聞く事もしばしば。ただ退職したい病院の為に数年あなたの看護師人生を費やすのは、非常にもったいないです。



「辞めたいのに、辞める意思を伝えているのに、看護師長や部長が全く掛け合ってくれない。」
こんな悩みを抱えている方は退職代行サービスを検討するもの一つです。
解決策 | 退職代行サービスを使おう
あくまでどうしても退職交渉に職場がのってくれない時の最後の手段ですが退職代行サービスの利用を検討してはいかがでしょうか?
退職代行はその名の通り、退職を代行してくれるサービスです。近年利用者が非常に増え、看護業界でも利用している方も多数存在しております。
退職代行サービスは近年乱立しておりますが、一般的な退職代行サービスの料金は、30,000~50,000円程度が相場です。
注意点としては、安ければよいという事ではなく、弁護士が対応している退職代行サービスを利用すべきという点です。
本来弁護士以外の者が営利目的で法律相談や第三者の代理・仲裁・和解を行うことができないので、弁護士以外がやっている退職代行サービスはできる事に限りがある、ないしは法律スレスレの事があります。
以前リーズナブルでなおかつ弁護士事務所が運営している退職代行サービスについて、記事を書いた事がありますので、そちらもご覧いただけましたら幸いです。


2 | 看護師の転職活動中によくある悩み4選


次に転職活動中の悩みを4つとその解決策をご紹介致します。
2-1 | 転職の仕方がわからない


一度転職を経験した方ならまだしも、転職が初めてだと転職活動を何から始めていいかわからない方も多いです。
実際に転職する手段がよくわからないが為に面倒だと感じてしまい、転職自体をあきらめてしまっている方もいます。
下記の転職のタイムスケジュールを紹介します。
転職4ヶ月前 | 情報収集・方向性を定める | ・希望条件の整理 ・転職サイトへ登録 ・求人情報収集 ・方向性の確定 |
転職3ヶ月前 | 応募・面接 | ・応募 ・応募書類の作成 ・面接対策 ・面接を受ける |
転職2ヶ月前 | 内定・退職調整 | ・内定受諾 ・退職交渉 ・退職日の調整 ・入職日の調整 |
転職1ヶ月前 | 入職準備 | ・業務の引継ぎ ・入職準備 |
解決策 | 転職が初めての人は転職サイトを使おう
転職が初めての方、また転職活動に慣れていない方はは転職サイトに登録して求人を探索してもらう手段をオススメします。
転職サイトに登録する事でご自身の転職の方向性を転職のプロと一緒に定める事ができ、履歴書や職務経歴書などの応募書類の添削や面接で聞かれる質問のその対策を伝授してくれます。
気に入る転職先への合格率を上げる為にも非常に役立つ手段となっています。
—初めての転職の方にオススメの転職サイト
転職サイト | 全体評価 | 公開求人数 |
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2-2 | 良い転職先が見つからない


なかなか良い求人に巡り合わないと悩んでいる方も多いです。
そういった方にお尋ねしたいのが、どのような手段で求人を探していらっしゃいますでしょうか?
もしハローワークやeナースセンターなどの手段で探されている場合は、限られた求人数の中で探してしまっています。
下記転職サイトで求人数NO.1の看護のお仕事・ハローワーク・eナースセンターの比較表です。
転職手段 | 求人数(東京都) | 探索時間 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
看護のお仕事 | 約13,597件 | 少ない | 求人数が多く、面接対策もできる | 担当のあたり外れがある |
ハローワーク | 約3,000件 | かかる | 公的な機関運営の安心感 | 看護師専門ではない |
eナースセンター | 約2,000件 | 少ない | 看護協会運営の安心感 | 求人数があまり多くない |
上記のように転職サイトは圧倒的な求人数を誇る為、大前提転職サイトを利用するのは必須となってきます。
また転職サイトを利用しているのに、求人がなかなか見つからない人はもしかしたら転職サイトを利用する際に伝えてはいけないセリフを伝えているかもしれません。
解決策 | 転職サイトには転職意欲の高い姿勢を見せよう
まず転職サイト以外の選択肢を使って求人を探索し、良い所が見つかってない方は転職サイトを利用してみる事をオススメします。
また転職サイトを利用して、よい求人は、下記のような転職サイトを利用する時に避けた方が良いセリフをお伝えしていないでしょうか?



「焦って探していません。」
「良い求人があったらぐらいに考えています。」
転職サイトの担当は常時20~50名ほどの看護師さんの対応をしています。その為、どうしても優先順位はつけざるおえず、その指標となるのが、転職意向度です。
転職意欲が強いと判断されればそれだけ熱量をもって求人探索をしてくれますし、転職意欲が弱いと判断されてしまったら、探してくれるというよりかは既存の求人をメールなどでお送りするのみという対応になりがちです。
しっかり探してもらうには、転職意欲が高いと感じ取ってもらうよう努める事が大切です。
またもしその上で良い求人に巡り合えていない場合、求人数が少ない転職サイトを使ってしまっていないかを確認いただいた方が良いかもしれません。
下記記事で転職サイトの求人数や評価を徹底比較していますので、参考にご覧ください。


2-3 | 履歴書・職務経歴書の書き方がわからない


応募書類の書き方がわからない方は多いです。
特に初めて転職する方は職務経歴書を記載した経験が無い為、存在すら知らない事もあります。
応募書類は基本的に減点方式で、完璧に仕上げてもそれだけでは受かりませんが、手を抜くとそれだけで落ちてしまいます。
応募書類の差は能力ではなく、『知っているか知らないかの差』ですので、正しい知識を身に着け減点されない応募書類を作成しましょう。
解決策 | 転職サイトの書類作成ツールを利用する
例えば転職サイトで一番人気の看護roo!は履歴書や職務経歴書の書き方などの書類作成のサポートツールをご用意しております。
質問に答えていくだけで簡単に書類作成が出来るツールとなっている為時間に余裕がないという方にもオススメです。


2-4 | 求人を探している暇がない


看護職は残業がでやすく、なおかつ不規則な勤務で転職するにも非常に時間が限られるお仕事です。
求人探索をするにも時間が無く、なんとなく現職を続けてしまっているという方も多いのではないでしょうか?
解決策 | 在職中の方こそ転職サイトを
転職サイトを利用する方の8割程は在職中の方です。
転職サイトは希望条件を伝える事で、あなたが勤務している間にも条件にあう求人を無料で探索してくれます。
求人をいちいち自分で調べたりという手間も省ける為、転職活動の時短には大いに役立つでしょう。
6章では、オススメの転職サイトについても言及しておりますので、そちらもお目通し頂けたら幸いです。
3 | 看護師の転職後に出てくる悩み3選


最後に転職が完了した後に看護師が良く抱える悩み3つをご紹介致します。
- 待遇が聞いていたのと違う
- 人間関係が悪かった
- 労働環境が悪い
こちらに関しては、転職後に解決策を見出すのは難しい為、こうならないようにどうすべきかの参考にして頂けたらと思います。では順に説明致します。
3-1 | 待遇が聞いていたのと違う


入職後に待遇が聞いていたのと違うと気づくケースは多々あります。
医療業界は雇用条件書の提示をしていないケースも多く、口約束のような形で条件を締結してしまっている事もあります。
その場合証明できるものもなく、泣き寝入りするか、退職するかの2択になってしまいます。
私が転職サイトで勤務していた時には、そのような事がないように雇用条件書を作成し、一度法人の採用担当に確認印を貰い、それを看護師に送付しておりました。
そうする事で条件の相違があった時、証明できる物が手元に残ります。
転職サイトのような人材紹介会社と呼ばれる企業は、上記のように雇用条件をまとめた書面の提示を義務付けられています。
転職サイトを利用して転職することで上記の事例に対してのリスクを軽減できるでしょう。
3-2 | 人間関係が悪かった


慣れた環境から新しい環境に飛び込み、人間関係を一から構築していく中で、人間関係に悩まれる方も多いです。
どの職場でも新人というものは孤立しがちの為人間関係がより悪く感じやすく、「前職の方が良かった。」と考えがちになってしまいます。
転職後人間関係に悩まれたら、1章でご紹介した「人間関係を改善する7つの行動」を参考にして頂いてはいかがでしょうか?
3-3 | 労働環境が悪い


転職の失敗例として多いのが、労働環境をあまり調べず給与や休日数などの条件ベースで転職をした際に、労働環境に悩むケースです。
例えば、大学病院から個人病院に転職した場合、衛生面のずさんさに驚くという事が多いです。
給与の良い個人病院に転職する事で大学病院時代から残業も大きく減り、なおかつ給与も増え、いいことづくめかと思いきや、最先端の医療環境から個人病院の独特のやり方にギャップを感じ、「前職の方が良かった。」と考える方も多いです。
私自身も大学病院や総合病院から個人病院やクリニックに転職を希望される方には、そこのギャップに耐えられるか意思確認をしておりました。
転職サイトに登録する事で、自身が応募する病院の労働環境レベルがどれくらいのものなのか把握もできるでしょう。
4 | 看護師が転職するか悩んだらやるべき行動3選


ここでは具体的に転職を決意した際にやるべき3つの行動をご紹介致します。
- 悩みの明確化
- 2~3社の転職サイトに登録する
- 複数の法人の面接を受ける
4-1 | 悩みの明確化


まずご自身が何に悩んでいるのかを箇条書きで書き出してみましょう。そしてその箇条書きした悩みを2つに分類します。
- 自分の成長や行動で解決できる悩み
- 自分では変えようのない悩み
①に関してはスキル不足やコミュニケーション不足からくる人間関係の悩み、②は病院の雇用条件や残業時間などがあげられるでしょう。
ご自身の悩みが主に①であれば、それはまずご自身で改善に向けて努力してみる事をオススメします。
また②が多い場合はご自身ではどうすることもできない為、ご自身の希望に合った就業先を見つける為の転職活動へと行動を移した方が良いでしょう。
ご自身の悩みを明確化することで、求人を選ぶ際の条件も明確となり、失敗のない転職へと繋がります。
4-2 | 2~3社の転職サイトに登録する


具体的に求人を探す際は、転職サイトを2~3社登録しましょう。その理由は以下の通りです。
複数登録するメリット
- 求人探索に穴がなくなる
- 別の転職サイトの担当から意見が聞ける
- 相性の良い担当を見つけられる可能性が高まる
- スピード感を持った対応を受けやすくなる
転職は情報戦です。その為、複数の転職サイトを利用しより豊富な情報を蓄える事で転職成功の確率は高まります。
また求人は転職サイトごとに若干異なる為、複数社利用する事で求人の穴がなくなり、より豊富な求人数から転職先を選ぶ事も可能です。
複数社登録するメリットに関してはこちらの記事でも紹介しているので、気になる方は併せて読んでください。


4-3 | 複数の法人の面接を受ける


転職活動をしている時は複数の法人の面接を受ける事をオススメします。
理由は様々な職場を見る事により、自分に合う職場がより明確化するという点です。
各職場の良い点・悪い点を見比べる事により、自分に適した職場を導きやすくなります。
また病院の面接合格率は50%前後と言われている為、2社以上面接を受けないと合格までたどり着けないリスクもあります。
転職活動に失敗したくない方は複数社の面接を受けましょう。
5 | 看護師が転職サイトを使う5つのメリット


転職活動は情報戦です。求人情報はもちろん、興味ある病院の面接対策や内部情報の収集がどれだけできるかでその転職活動が成功に終わるか、失敗に終わるかが別れます。
そういった問題を解決する為にも転職サイトの利用が有効です。転職サイトのメリット下記5つあげられます。
- 転職のカウンセリングを無料で行ってくれる
- 求人探索を代理で行ってくれる
- 病院の内部情報を保有している
- 履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれる
- 面接で聞かれる質問や適切な回答を教えてくれる
5-1 | 転職のカウンセリングを無料で行ってくれる


転職サイトは完全無料の為、「試しに相談してみる」のも良いかと思います。
あなたが現職で何を悩んでいて、その悩みに対してどういった行動をしていけばいいのかのアドバイスをしてくれます。
その時に周辺地区にどのような求人があり、どのような選択肢があるのかを知る事で、ご自身が今後どのような道を歩んでいけばよいのかの糸口にもなるでしょう。
5-2 | 求人探索を代理で行ってくれる


あなたが本格的に転職を考えるようでしたら、カウンセリング時に転職する上での希望条件をお伝えしてください。
そうする事で転職サイトの担当があなたの希望に沿った形で求人探索を行ってくれます。
特に在職中で求人探索に時間が割けない方は転職活動の時短にもつながります。
1点注意点としては、条件をお伝えする際は、嘘偽りのない本音をお伝えしてください。そこにズレがあると求人探索にもズレが生じてしまいます。
5-3 | 病院の内部情報を保有している


大手の転職サイトともなれば、各病院に豊富な入職実績があり、転職サイトを経由して入職した看護師から集めた各病院の内部情報を保有しています。
その為、「看護師の転職後に出てくる悩み3選」でお伝えした人間関係や労働環境を在籍している看護師からの生の声として知る事もできます。
ご自身で求人探索している時は見えにくい内部情報を確保することでより失敗の少ない転職活動を送れるでしょう。
5-4 | 履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれる


転職サイトは履歴書や職務経歴書をより合格に近づける為の添削を行ってくれます。
基本的な書き方はもちろん、「この病院にはどういった志望動機が適切か」などの具体的なアドバイスもくれます。
ここを自己流でやってしまうと思わぬ落とし穴に落ちてしまう事もあり得ます。転職サイト利用時は応募書類の添削をお願いしましょう。
5-5 | 面接で聞かれる質問や適切な回答を教えてくれる


転職サイトは各病院の面接に対しての傾向と対策を行ってくれます。
面接で何を聞かれるかわかっていれば、面接時に落ち着いて対応できるかと思いますし、好まれる回答を知っていれば、より合格に近づくことができます。
充実した面接対策だけでも、転職サイトを利用する価値は十分にあると言えるでしょう。
6 | 利用すべき看護師専門・転職サイト3選


転職サイトの中でも看護師に特化して求人を紹介している転職サイトが多数存在します。
看護師不足から星の数ほど乱立した看護師専門転職サイトですが、中には情報量が少なかったりと使用するメリットがあまりない会社も事実存在します。
その為、利用者の評価も高く、求人数や病院内部情報などにも長けている転職サイトを3つご紹介致します。
下記看護師専門転職サイトの人気ランキング上位の3つになります。 この3つの転職サイトであればまず失敗はありません。


全体評価 (4.8/5.0)
- 看護師転職サイト人気NO.1!
全国対応しており、担当の質も◎。東証一部上場企業が運営の安心感もある! - 求人数・質ともに業界トップクラス!
5万5千件を超える求人数は業界でもトップクラス。外来やオペ室など部署別の求人数も豊富! - 面接対策や応募書類の添削も充実!
業界トップの紹介実績数があるからこその面接対策は質が高く、選考通過率UP!
看護roo!がオススメな人!
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下記看護師専門転職サイトの人気ランキング上位の3つになります。この3社はこの業界でも最大手の部類の転職サイトなので、安心して情報収集が可能となっております。


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- 病院以外の選択肢も視野に入れている方
- 経験年数の浅い方
- 応募先の内部情報を詳しく知りたい方
7 | 看護師の転職に関する悩みまとめ


ここまで看護師の転職周りの悩みについてご説明しましたがいかがでしたでしょうか?
看護職は統計上ストレスの溜まりやすいお仕事です。人の命を預かる為、当然看護師さんは少なからず日常的にプレッシャーを感じられているでしょう。
その分、さまざまな悩みは尽きないと思います。もしその悩みを解決する方法が転職なのであれば先にお伝えさせて頂いた3つの転職サイトに気軽にご相談してみてはいかがでしょうか?
あなたの今後の看護師人生の道筋を示してくれるかもしれません。
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